さとみつ男児 satomitsu DANJI satomitsu Jr.
人類昇華化計画シリーズ・暗号名『Childhood's End』 act1_リョーマ

B2/アイソトニクス oniB2editor/鬼壁
人類昇華化計画シリーズ
暗号名『Childhood's End
我々の目的は「善」ではない。
我々の目的は、「宗教」でも「イデオロギー」でも、「科学」や「哲学」的成果ですらない。
全人類の昇華化による、それらあらゆる既成の価値観全ての浄化が我々の最終目的である。
故に時として我々の行動の一部は、現代社会の規範においては「悪」とされる事もあろう。
だが同士諸君にとってはすでに明らかなように、我々の大義に基づく行動はあらゆる現社会的規範、否、旧社会的規範に優先されるものである。
同士諸君の健闘に期待する所、大である。
act1_リョーマ
霧雨はかなり勢いを増してきたが、リョーマの夢心地に水を差すことはできなかった。

(勝った…マジ、勝ったんだ!練習試合とはいえ、あの川崎北FCに勝ったんだぜ、オレ達!
しかもあの三点目、シュートを決めた伊達クン以上にオレのアシストを褒めてくれた…
あの、おっそろしい上杉コーチがだぜ!)
その男達が彼の周りに立ちはだかった時もまだ、リョーマの顔には充実感に彩られた笑顔が貼りついていた。

「リョーマくん…だね?」
若い男の笑顔にはまだ少年っぽいあどけなさが残っていたが、幼いリョーマの目から見れば、十分一人前の大人に見える。
「試合、見てたよ…僕、君のファンになっちゃった」
予想外の褒め言葉に舞い上がりそうになりながらも、リョーマは何とかそれを押し留めた。
「…ど、どうも、ありがとう…」

「どうですか?いいでしょう、この少年!」
「ウム…」
「これ程のサンプルはなかなか見つかりませんよ…全てのデータが我々の目的に合致しています」
男達の表情はあくまで柔和だったが、彼らの醸し出す不審なムードに、リョーマは子供ながらに得体の知れない不安を感じはじめていた。
「君と、もっとサッカーの話がしたいな…。どうだい?僕の家に遊びに来ないか…?」
その瞬間、少年の不安は警戒に切り替わった。
「オレ、もう帰らなくちゃ…失礼します!」

駆け出そうとした時、リョーマの小さな両肩を大きな男の手のひらが掴んだ!
その手を振り払おうとした少年が恐怖の悲鳴を上げる!
振り払うべき手のひらが、そこになかったのだ!
男たちは彼を取り囲んだまま一歩も動かず、それぞれの姿勢でリョーマを見つめている。
それなのにリョーマは、かなりの力で肩を押さえつけられているように一歩も動けない…

「いいだろう…少し、反応を見てみたい」
若い男は満足そうな笑みを浮かべて頷き、左腕を上げた。
そこから弾き出された小さな光る玉が、リョーマのユニフォームを引き裂いた…。

>Let's play the game !!

現状では完全脱衣で終了!エンディングは次回更新時に実装予定、ゲームバランス等、ご意見あればよろしく!
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